戦国時代、人と人を結ぶ主な通信手段は手紙であった。公文書として残された手紙のほかに、家臣への戒めや、家族への深い愛情が込められた書信が、いまも多く残されている。手紙からは、現代人が想像する戦国武将とはかけ離れた、人間くさい一面が垣間見られ、そしてまた、大事件の裏側を推測することができる。武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗ら、乱世を駆け抜けた男たちの素顔に迫り、戦国時代の意外な真実を読み解く。
(「BOOK」データベースより)
武田信玄―修羅と野望の果て
上杉謙信―戦いを嫌った「軍神」
毛利元就・隆元―説教癖が家運を落とす
織田信長―戦国覇王は気配り上手
武田勝頼―信玄の軛から逃れられず
上杉景勝―義父の衣鉢を継ぐ
細川幽斎―「史実」を捏造した教養人
森長可・忠政―戦国武将の哀しみ
島津義久・義弘―抗戦と妻への恋文
豊臣秀吉―おとぼけに隠された冷徹な素顔
前田利家・利長―織田部将の誇りと現実
加藤清正―「鬼上官」の素顔
徳川家康―手紙の使い方も狸爺
徳川秀忠―土人形の正体
黒田如水・長政―賭博師の過剰な自負心
真田昌幸―小大名の処世術
真田信幸・幸村(信繁)―家と名を残した兄弟
伊達政宗―遅れてきた英雄は手紙魔
(「BOOK」データベースより)